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【2007/02/16 更新】

親鸞会 熊本 ホントは怖い「春一番」

 どうもよう分からんとです。この暖冬。

 北陸の友人が、「雪なんか、全然積もってない」と言ってます。そうこうするうちに、「春一番」が吹きました。熊本も、2月14日のが、春一番だったそうです。

 いえいえ、お笑いタレントの春一番ではなかですよ。あれは、アントニオ猪木のものまねをする、神奈川生まれの四十男で、えっ?そんなモン、だーんも知らん?あ、こりゃまた失礼しました。

「春一番」という、キャンディーズの歌もあって、何か明るい楽しい雰囲気の言葉ですけど、実は、ホントは「春一番」って、怖いんです。

 気象庁のHPによりますと、

 すでに気象の用語となっている「春一番」ですが、その語源については、石川県能登地方や三重県志摩地方から西の各地で昔から使われていたということなどさまざまです。
 その中で、長崎県郷ノ浦町では、安政6年(1859年)旧暦2月13日(新暦3月17日)に長崎県五島沖に出漁した漁師53人が、春の強い突風にあい全員遭難しました。このときから郷ノ浦の元居地区では、春の初めの強い南風を「春一」または「春一番」と呼ぶようになったそうで、いまでは町内の岬に「春一番の塔」が建てられています。
「春一番」が吹くのは、日本海で低気圧が発達しながら北東に進むときなどで、強い南風の後には強い北風が吹いて、突風を伴うこともめずらしくありません。このため、「春一番」のお知らせは季節の便りであると共に災害予防の情報でもあります。
(以上、気象庁のホーページより転載 http://www.kishou.go.jp/jma-magazine/0302/

ということなので、この突風には、十分注意が必要です。

 14日には、八代で工事現場の足場が倒れたり、強風でフェリーや飛行機が一部欠航したり、と、何かとお騒がせな春一番でした。なお、足場の倒壊ですが、まだ朝の5時前だったので、人通りも少なく、ケガ人はなかったようで、不幸中の幸いでした。
 とはいえ、春二番、春三番というのも、吹くそうなので、これからも突風には、気をつけましょう。

 そうそう、無常の風には、もっと気をつけましょうね。こちらばかりは、春も夏も関係なし、昼も夜も関係なし。お経には「出息入息 不待命終」出る息は、入る息を待たずして、命終わる、と言われています。吸った息が吐けなかったらもう臨終です、吐いた息が吸えなかったらもう後生です。油断することなく、光に向かって進ませていただきましょう。

 

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