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【2007/07/31 更新】

親鸞会 熊本 因果の道理  まいたタネは必ず生える

 間違いなかです、因果の道理。まいたタネは、生えるとです。

 そう思ったのは、AEDについての、あるビデオを見てからです。

 AEDというと、「自動体外式除細動器」のことで、最近は、駅や空港、大きな公共施設などに、設置されています。ハンドバッグ程度の大きさで、簡単に持ち歩けます。
 意識もなく、呼吸もしていない、心室細動を起こし心臓が止まりかけている人に対して、一般人でも電気ショックを与えることができる器械です。
(詳しくは、こちらをhttp://www.jrc.or.jp/safety/kinkyu/aed.html

 この器械のビデオで、何に驚いたかというと、アメリカでこのAEDを普及させようと活動していた男性がいました。(Aさん、とします)

 ある日、Aさんが飛行機に乗っていた時、突然、胸に痛みを覚え、苦しみだしました。
 飛んできた客室乗務員が、確認すると、意識がなくなり、呼吸も停止、Aさんは、大変危険な状態でした。
 しかし、ここは1万メートルの上空で、機内に医師も看護師も乗り合わせてはいませんでした。

 Aさんは、ますます苦しみ、一刻を争います。

 その時、一人の乗務員が、機内に取り付けられたばかりのAEDを持って、駆けつけたのです。
「こんな時のために、最近設置された器械よ。この前、講習を受けたわ。やってみましょう」
 早速器械を取り出し、説明の音声に従って、除細動を開始。やがて、Aさんの心臓は動きだし、呼吸も再開し、一命を取り留めたのでした。

 みんなの命を救いたいと、AEDの設置を呼びかけて回っていた、そのAさん自身の命が、AEDによって、救われたのでした。

 救う者は、救われる。
 まいたタネは、必ず生える。
 まかぬタネは、決して生えない。

 仏教の根幹である、因果の道理は、いつでもどこでも変わらない、大宇宙の真理であることを、改めて知らされた出来事でした。

 因果の道理について、詳しくは、「学びの広場」をごらんください。

 

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