親鸞会ニュース 高森光晴先生による研修会開催
平成19年10月14日、くまもと県民交流館パレア(熊本市)で開かれた研修会には、多数の親鸞会会員が参加しました。
高森光晴先生は冒頭、海外の法友の手紙を紹介しながら、正御本尊の大切さを語られました。
手紙には、「正御本尊をお迎えできたこの日を生涯忘れない。いちばん大切な日です」とつづられており、「私たちは自分の誕生日は覚えていますが、正御本尊をご下附いただいた日を覚えているでしょうか」という問いかけに、皆ハッとさせられました。
「御本尊は根本に尊ぶべきものですから、その心が大切なのです」
また、勤行は親鸞聖人の『正信偈』、蓮如上人の『御文章』を拝読すること。そのままが、両聖人の直のご説法を聞かせていただくことであり、朝晩欠かさないのはもちろん、心して拝読させていただくものと、親鸞学徒の基本を教えていただきました。
高森顕徹先生の「生活即布教」の姿から、「私たちも、日々、生活即求信で進ませていただきましょう」と講義は締めくくられました。
■参加者の声
「これまで勤行は、夫婦バラバラで、したりしなかったり、申し訳ない状態でした。研修会のあと家に帰り、『これからは一緒に勤行しよう』と話し合いました。夫婦円満の秘訣も仏法ですね」
「私たちに親鸞聖人のみ教えを伝えるため、高森顕徹先生は一字一字に命を懸けておられると知らされ、驚きました。私も一言一句を真剣に聞かせていただかねば、火花は散らないと反省いたしました」
「信仰について語り合うことが、いかに大切か分かりました。これからも親鸞会館のご法話に参詣し、法友と心行くまで仏法の話をしたいです」
「御本尊を下附していただくことが、どんなに尊いことか知らされました。ご下附式ではあれだけ感動したのに、気づかないうちに忘れており、改めて南無阿弥陀仏の御名号をお預かりした身の幸を喜ばずにおれませんでした」