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〜管理人が 親鸞学徒の立場で 混迷する世の中に ひとこと物申すコーナーです〜

【2009/7/1 更新】

熊本市で初 県内2例目の新型インフル感染を確認

 熊本市は6月22日、市内在住の10代の女子高校生が、新型インフルエンザに感染していることを確認した、と発表しました。親鸞会 熊本熊本県内での感染確認は、これで2例目となります。

  女子高生の症状は軽く、タミフルの投与を受けたあと、自宅で療養しており、容体は快方に向かっているそうで、まずはひと安心です。

 市の対策課によると、この女子生徒は、海外への渡航歴もないし、最近、熊本市以外に出掛けたこともないと言っているため、どんな経路で感染したのかを、調べているところです。

  女子生徒が通う、熊本信愛女学院高校と併設する中学校は、23日から28日までの1週間、部活動も含めて、休校を決めました。

 筆者の姪っ子も、この高校に通っているので、他人事ではないのですが、どうも今回の新型インフルは、高校生を中心に広まるようで、神戸も、大阪でも、東京でも、そして、熊本でも、そのようです。
 神戸・大阪では、早めに休校にしたことで、爆発的な感染は抑え込めた実績があり、信愛でも、いち早く決断されたのでしょう。

 この新型インフル、弱毒性とはいえ、感染力は強くなっており、最近の研究では、人の細胞に感染しやすいかたちに変異していることも確認されましたので、より一層の警戒が必要でしょう。

 さらには、新型インフルエンザは、この秋、第二波がやってくるのではといわれています。人から人への感染を続けるうちに、強毒性に変異する危険性もあり、しっかりした対策が必要でしょう。「この前は、大したことがなかったから」という油断は、禁物です。あのスペイン風邪でも、第一波は大したこともなく去ったのですが、第二波以降が、ものすごい大流行となりました。

 そうなると、もし秋以降、日本でも感染爆発が起き、人の移動や集会が制限されると、法話会もどうなるか、分からなくなってきます。
 聞きたい!という気持ちがいくらあっても、行くことも、集まることもできなくなるかもしれません。

 いえ、これは、新型インフルだけではありません。病気や、突然の怪我で、参詣できないこともあれば、自然災害で足止めを食らうことも。

  「いつでも、聞ける」のではないということを、その時、身をもって知らされることでしょう。

 ならばこそ、聞かせていただける時に、「これが最後のご縁」と、一座一座、真剣に、聞かせていただきたいと思います。

「人身受け難し 今すでに受く
 仏法聞き難し 今すでに聞く
 この身、今生に向って度せずんば
 さらにいずれの生に向ってか
 この身を度せん」(釈迦)

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